ロシア軍の侵攻によって破壊と混沌がもたらされているウクライナで、動物たち(ペット/動物園/野生)がどのような被害や影響を受けているか、今わかる範囲で簡潔に図解しました。動物関連の支援先もいくつか挙げるので(寄付ページのQRコード付き)無理ない範囲で援助を検討してください。一刻も早い戦争の終結を、動物好きとして願うばかりです。図解の後に、寄付ページや参考ページの補足を載せておきます。
こちらのスタンプで恒例の(?)「スタンプ募金」もやりますので、海外サイトとかちょっと怖い、若干めんどいという方は購入してもらえれば売り上げから寄付に回しておきます。
<紹介した寄付ページまとめ>
最後の2つ以外は自分でも寄付して試し済みです。
IFAW (国際動物福祉基金)
1回/毎月で金額を選ぶ形です。寄付するとお礼メールがきます。
IFAWへの直接の寄付も別に簡単ですが(クレジットカードなどあれば)、日本語の方が安心できるという方は、ペット保険のアニコム株式会社が募金プロジェクトを手掛けています。
EAZA(ヨーロッパ動物園・水族館協会)の支援ページ
Emergency appeal for Ukrainian zoos » EAZA
カード番号入力すればすぐ完了。確認メールなどは現状なし。お礼メッセージが表示。
ミコライウ動物園のページ。オンラインチケットを買えます。
ウクライナ語がびっしりなのでハードルは高めですが、英語設定ができるのと、右上のチケット購入→時間選択で普通に買えました。1枚400円くらいなので気軽ですし。
ウクライナ最大のミコライウ動物園には、侵攻が開始してから何発ものロケット弾やクラスター弾が着弾している。動物の移送も難しく、危険を承知で園に残る職員も多い。(港湾都市への要衝である)ミコライウはロシア的にも"ほしい"都市なので、さらに攻撃が激化する恐れも…。https://t.co/h0D80l8RtN
— ぬまがさワタリ@『ゆかいないきもの超図鑑』3/8発売 (@numagasa) 2022年4月1日
ミコライウ動物園の厳しい現状はこちらのリプなども参照…。
ロシア侵攻の危険を承知で残るスタッフが多いということで、それはそれで心配ですが、現地ならではのフットワークなど考えると一番有効な支援のひとつかもしれません。
HappyPaw
金額は50〜500UAHで、毎月/1回だけか選ぶ。
電話番号は「+81」足して最初の「0」抜く。
UAnimals
パトレオンのサービスを使っていて、月額方式なのでちょっとハードル高めかな。(まだ自分では試してません。)ただ国内では最もメジャーな動物愛護団体なので実効性も高いんじゃないでしょうか。
動物シェルターの「シリウス」。
戦争ですみかを失った犬猫などをケアします。(寄付しようと思ったけどなぜかカードがはねられた…。)
<主な参考ページまとめ>
○「戦時中の動物福祉」という英語記事。重要な視点が書いてあり、図解を作る上での参考にしました。
https://www.vox.com/22996601/animal-welfare-ukraine-wartime-international-humanitarian-law
「戦時中の動物福祉」という英語記事。ペット、動物園、家畜など多様な動物のウクライナでの過酷な現状を語り、戦争が動物に被害を与えたり利用してきた歴史を振り返る。記事内の「動物福祉と人間の幸福や健康はゼロサムではなく、互いに深く繋がっている」という視点は重要。https://t.co/mKjegKMrJX
— ぬまがさワタリ@『ゆかいないきもの超図鑑』3/8発売 (@numagasa) 2022年3月27日
○避難する人々とペットの写真がたくさん(CBSニュース)。苦難の中でより強まる、動物と人間の深いつながりが垣間見えます。
○まだ日本語での報道がほとんどない(しょうがないけど)、ウクライナの野生動物の生態系へのダメージに関する記事。黒海生物圏保護区については本ページで知りました。全容がわかるのはこれからでしょう。
○ポーランドに避難する動物たちの記事。小ヤギのサーシャも登場。
同テーマのBBC記事。
How animals in Ukraine are being rescued during war - BBC News
いったんこんな感じです。また何かあれば追記するかも。