沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

京都水族館「9月9日オオサンショウウオの日」レポート

Twitterにかまけてブログを長らく放置してしまっていましたが、9月9日に京都水族館で行われた「オオサンフェス」の様子を簡単にお伝えします。京都水族館とは5月ごろからずっと(主にオオサンショウウオをテーマに)コラボをさせて頂いていたのですが、ついにそのクライマックス!というわけで、再びお邪魔させていただきました。

f:id:numagasa:20180912132233j:plain

ニコ生の中継をバックに京都水族館の下村館長とトークを繰り広げました。(ニコ生では99時間もオオサンショウウオの水槽を生中継! みなさん盛り上がっていました。)オオサンショウウオの生態について熱く語ったり、館長による知られざる裏話のおかげで、なかなか楽しいトークになりました。オオサンショウウオ=人魚のモデル説とか面白かったですね…!

f:id:numagasa:20180912132251j:plain

ちなみになぜ「9月9日」がオオサンショウウオの日なのかというと、こんな感じの由来なのです。「9はオオサンショウウオに似てるじゃないですか!ほら!!」と打ち合わせの場でイラストを描いてまでアピールしたのですが、無事に公式イラストで採用されてよかった…。

f:id:numagasa:20180912135452j:plain

トークの後はオオサンショウウオの餌やりが始まりました。晴れの日なので普段のウグイよりも高級な「鮎」の香りに、オオサンショウウオもいつになく興奮気味だったとか。素早く鮎をキャッチしていました。

鮎を食べているオオサンショウウオの写真が撮れなかったので、代わりに京都水族館名物の「鮎ドッグ」を…。すごい見た目ですが大葉が効いていて美味しいです。

f:id:numagasa:20180912140831j:plain

そしてまさかの身体測定! お客さんが見守る前で測定を行うのはとても貴重な機会です。測定器からぬるりと飛び出すハプニングもありましたが、オオサンショウウオの意外なパワフルさを実感できたのでは。あと粘液のすごさも…。

f:id:numagasa:20180912132549j:plain

さらに、イラスト講座なんていう企画も実施されました。館長と、水族館のスタッフさんによるイラストを私がレビューするという謎…不思議なコーナーです。抽象的で破壊的な絵が出てくるのかと期待…心配していたのですが、みなさん普通に上手でびっくりしました。さすが日頃からオオサンショウウオを観察しているだけのことはありますね(何様)。みなさんもぜひ色々な生き物をスケッチして、観察を深めてみてください。

ちなみにこれは私が即興で描いたイラストです。他の方はみんな全身を描かれていたので私はあえて正面から描きました(多様な視点からの観察が大事だと言いたかったのであり、手抜きではありません)。友達には「鯖ドッグ(京都水族館名物)かと思った」と言われました。

f:id:numagasa:20180912132306j:plain

その後は子どもたちの色ぬりを見学したりしつつ、一通りイベントは終了。またこれからも、京都水族館で色々な企画に参加させていただく予定ですので、お楽しみに!

f:id:numagasa:20180912132626j:plain

最後に色紙を描いて立ち去りました。三段オオサンショウウオ。両生類に栄光あれ…!

f:id:numagasa:20180912132534j:plain

おまけ:鴨川を襲う巨大オオサンショウウオ。(というのは嘘で、このマスクをつけてトークしたんですが、いい感じでした。尻尾がマイクにぶつかるのだけは玉に瑕でしたが…。)

f:id:numagasa:20180912132721j:plain