CLIP STUDIOで「うごくイラスト」を作れるとさっき知ったのでさっそく作ってみました。タイトル「うさぎなのでニンジンを生で食べるさやかちゃん」。それにしても16枚で2秒か…。遠いな…『ズートピア』は…。 pic.twitter.com/WNkomasLPX
— ぬまがさ (@numagasa) 2016年5月10日
- 今日なんとなくCLIP STUDIOを起動してみたら、「うごくイラストを作る」というモードがあることを知りまして…。ホ〜、どんなもんかな…と思って見てみたんですが、8枚のイラストを使って1秒のアニメを作ることができる、というモードだったんですね。アニメーションといっても、デジタル版のパラパラ漫画みたいなものですが。
- 試しにボールとかウサギとかを8枚分書いてみて「動かして」みたんですけど、そんなシンプルな形でも「え……絵が動いてる!」という妙にテンションの上がる面白さがありましたね。普段見ているアニメっていうのは、程度の差はあれコレの「スゴイ版」なのだなあ…という当たり前のことを実感したりしました。
- そして「人がものを食べているシーンくらいなら私でもすぐに作れるんじゃなかろうか」という安直な考えで、試しにひとつ作ってみたのが上の「ニンジンを生で食べるさやかちゃん」というわけです。合計16枚の絵を用意してつなげたら、2秒のアニメーションができました。なかなか楽しかったです。
- 「ものを食べる」というアクションはきっとアニメーションの中でも一番かんたんな部類に入るんだとは思いますが、それでも「食べる」「咀嚼する」「飲み込む」という過程を「動き」だけで表現するのは大変なんだなあ、と実感しました。特に「飲み込む」の表現が意外とわからない。漫画なら「むしゃむしゃ」「ごくん」などの書き文字をつければ済むことですが、動きだけで表すとなると「飲み込む、ってどういう動きだったっけ…?」ってなるんですね。アニメーションのプロというのは、日頃から人の「動き」というのを徹底的に観察しているんだろうなあ…とか思いを馳せましたね。
- たとえしょうもないものであっても、実際に作ってみると意外と学ぶことが多い、というお話でした…。『ズートピア』だの『まどマギ』だの『響け!ユーフォニアム』だのといった恐るべき傑作群も、基本的には今日やったことの延長線上にあるものなのだなぁ…とか(ふてぶてしいことを)思うと嬉しくもあります。面白かったのでまたやってみよう…。(TLがウザいことになったらすみません…クリックすれば止まるので…。)おしまい。