- 『響け!ユーフォニアム』3話まで鑑賞。おもしろかったので絵も描いた。トランペットガール高坂麗奈さん。しかし、アニメ知らないけど吹奏楽には詳しい人が上の絵をみたら「殺伐としたスレに鳥取県が!」みたいになるのではなかろうか。「トロンボーン」とか書き足すとさらに。
- まずこのアニメ、音楽室がすごく音楽室。吹奏楽部ではないものの高校時代に音楽室をよく使っていたので、あの「音楽室感」が懐かしくもあり、息苦しくもあり…。もう音楽室で何かやってるだけで「うわーーーー」ってなる。
- 渡り廊下で練習してる感じとかも、うわああー。教室に分かれてパート練習とか。うわーーーなつかしい…。うちの高校がモデルかもしれない…ぜったいに違うけど…。
- 主人公の久美子ちゃん、可愛すぎなくて、好きだな〜。ややドライな普通の子という描写が、とてもいい。ユーフォニウムを重い思いして持って帰ったのに、お姉ちゃんに釘を刺されちゃって「もーーーー!」ってなるとこが、妙にリアルで好き。別に仲悪くはないけど、なんかいらいらする!っていうあの感じが。ていねいだ。
- ていねいといえば、先生が黒板に何かを書くとき、一回「きっ」と嫌な音をたてちゃって、それに生徒がビクッとして、先生が「失礼」っていうところ。あれもすごかった…。なんだあのシーン。物語的にはまっったく不必要な一瞬っていうところに狂気じみた気配りを感じる。あの「きっ」が実はその後の先生と生徒たちの関係を象徴していたりして。
- そして高坂麗奈ちゃん、かっこいいですね。3話ラストで決定的にキャラが立ったな〜。そこまで目立ったセリフや行動はほぼなかったにもかかわらず、主人公との「関係性」においてすでに間接的なキャラ描写を積み上げていたのが上手い。高いところで美少女がトランペット吹くなんてド直球、下手したら古臭くなりそうなもんだが、その積み重ねのおかげで文字通り心に「響く」。
- まあオープニング見た限りだと、そもそも「古臭さ」をあまり恐れていない感じはする。キャラの動かし方や名前の出し方はもちろん、あの「パッパパー」みたいな管楽器の音がこう、ポジティブな「古臭さ」を感じさせる…。面白いな〜。エンディングもエンディングで謎なんだよな。「高揚感」て。
- (しかし麗奈ちゃんを見て思うが、つくづく黒髪ロングというのはアニメにおいて切り札的な存在なのだな…。「黒髪ロング論」とか誰かもう書いてそう。)
- 今後の展開も、どう転ぶのか期待。シビアなのもいいな〜。たとえば滝先生がスキンヘッ(略)
- 「けいおん!」を見たことがないのでなんとも言えないのだが、「けいおん!」によって高く築かれた「ゆるふわの壁」を俺たちが再びぶち破ろう、みたいな志がきっとあるんだろうな。(見ていないのに考察めいたことを言うなよ…)
- あ、「たまこラブストーリー」なら映画館で見た。テレビは未見だったが楽しめたし、愛(とひとさじの狂気)が詰まった良い作品だったな…。こちらについてもまたいずれ。