- 組み合わせ的には超ベタですが、なんか描きたくなったので…。ジョジョのOP&EDメドレーの後は、即座にまどマギメドレーになだれこむ3人であった。そして「コネクト」を熱唱するDIO様であった(ジョナサンの肉体とコネクトしたつながりで)。
- ああ〜。ジョジョ3部アニメ、終わっちゃいましたねえ。終わる終わると噂は聞いていましたが、まさか本当に終わるとは…。なんつってな…。いや〜……寂しいです。でも本当、最後まで楽しませていただきました。
- ラストの空港での別れのシーン、最高でしたね。あの哀しさと爽やかさ。無言でガシッと肩を抱き合う3人…。泣くでしょ…。作画も演技もめちゃくちゃ気合入ってたし、すべてが完璧。そうだよ、3部はまさにこの空港のラストのために今までの全話があったようなものなんだよ…!
- 3部って確かにジョジョを代表するパートではあるんですが、正直いわゆる「完成度」という点では他の部に見劣りする点もあると思うんですよ。とくに序盤から中盤にかけては、ジョジョの中では最も週刊連載っぽい「隙」が見受けられるというか…。でも3部の素晴らしいところは、旅のすべてが終わってみると、そういう独特の「粗さ」みたいなものも含めて、「この旅は楽しかった」と思えることなんですよね。
- それともつながることなんですが、「みんながいたからこの旅は楽しかった」と最後にポルナレフが言いますよね。この「みんな」っていうのは、もちろん承太郎一行の仲間たちを指しているわけですが、もうひとつ他のニュアンスも感じるんですよ。つまり、素晴らしい仲間たちだけじゃなくて、この旅で出会ったあらゆる「悪い奴」「怖い奴」「ろくでもない奴」とか、しょうもない事件とか悲しい出来事とか、そういうのも全部ひっくるめて「みんな」がいたから(あったから)、「この旅は楽しかった」…と。そんな想いまで読み取るのは、ちょっと行き過ぎかもですが。
- でも、3部のラストにどうしてあんなに感動するのかっていうと、そういう、「いいことも悪いことも全部ひっくるめて、この旅は楽しかった」っていう、荒木先生の「人生=旅」という思想がストレートに出ているからだと思うんですよね。その3部独特の感慨を、今回のアニメは完璧に表現してくれたと思います。それが何よりうれしかった。
- ただ欲を言えば、あのラストの後にこそ「ラストトレインホーム」を流して欲しかった気もしますが…。「ええっ、まさに最終回のこの場面で流すためにあの選曲にしたんじゃないの?」とちょっと心の中で突っ込みましたね。まあ時間の都合か、あるいは、あまりにもハマりすぎててややセンチメンタルにすぎると判断したのかな。実際もし流れていたらボロ泣きしていたと思いますが、あんまり「泣かせ」に走るのも確かにジョジョらしくないし。バサッと終わる方が3部っぽいか。BDでは入ったりして。
- さて、そろそろ眠くなってきたのでこの辺で…。しかしこうなるともう、4部に期待せずにはいられないですね。だってめちゃくちゃ面白いですもの、4部。どの部も大好きですが、ひとつ選べと言われれば4部ですね。いや〜楽しみです。何かが終われば、また何かが始まるってことで…。気長に待つことにいたします。