•「バードマン あるいは無知のもたらす予期せぬ奇跡」みた。
•とても面白かった。けれど賛否割れてるのもわからんでもない。
•いや、でも思うのは、アカデミー作品賞とった時点で、アイアンマンとかスパイダーマンとか、いわゆるヒーローものじゃないのはわかるだろうになあ…。そこでガッカリされても作り手も困っちゃいますよね。
•あ、でも、「ダークナイト」とかノーラン版バットマンみたいにダークでダウナーなヒーロー物かと思ったらそれとも違ってガッカリ、ってことかな。それならちょっとわかる。
•最初に噂を聞いたときは、「キックアス」や「スーパー!」みたいなリアル残念ヒーロー路線かな?と思った。でもそういう予想をぴょーんと飛び越えてきた感じ。いや、ある意味、「リアル残念ヒーロー」をさらに突き詰めた映画なのか。
•ヒーロー映画そのものを期待しなければ、ヒーロー映画好きな人こそ楽しめる映画だと思う。
•しかし、いまや、大勢に受けてる超大作映画の代名詞が、マーベル原作のヒーロー映画なんだなあ、と思うとちょっと不思議。アメコミなんて、アメリカ本国においてさえも、長いことマイナーなものだったって言うし。
•何が大化けするかなんてわからんなあ。いまマイナーで過疎ってるとか思われてる身近なジャンルが、五年後くらいには大爆発してたりして。
•バードマンについては、またイラストとか描いたときに詳しく…。