沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

図解:「死神」ハゲワシ激減で50万人死亡!?

「死神」っぽくて嫌われがちなハゲワシが、いなくなったら何が起こった? 答え→「50万人も死んで10兆円以上の大損害」…という恐ろしい最新研究に基づく「いきものニュース図解」です。

 

強力な胃酸をもつハゲワシは、腐肉を食べる動物の中でもトップクラスの「処理効率」を誇る。腐肉を食べるが処理効率で劣るネズミなどの小動物や、狂犬病を媒介する野良犬との"競争"を制し、それらの個体数を減らすことができる。腐肉業界(?)のトッププレイヤーなのだ(ゆかいないきもの㊙図鑑より)↓

↓読んでみてね

 

 

<参考>

・「サイエンス」HPの詳細ページ↓

https://www.science.org/content/article/loss-india-s-vultures-may-have-led-deaths-half-million-people www.science.org

インドハゲワシの激減により50万人以上が死亡という研究。「この論文は、この分野の古典となるだろう」と評価する学者も。動物を保護し、生態系を健全に保つことが、なぜ人類の命も救うのかを示すうえで、今後もしょっちゅう引用される研究になりそう。

 

・BBC

www.bbc.com

 

・ナショジオ

natgeo.nikkeibp.co.jp

ハゲワシ(などの猛禽類)、アフリカでも毒物によってかなり減少していて、インドの二の舞いになるぞと警告。毒物の主な狙いは家畜を襲うライオンなどらしいが、「ハゲワシが騒ぐと監視員にバレるので困る密猟者」が意図的なハゲワシ毒殺に手を染めることもあるらしく深刻。

 

・インドハゲワシ保護活動の様子↓

www.ifaw.org

 

「いきものニューストゥーン」版もカミングスーンです!↓

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVFNPJ5X?ref=cm_sw_tw_r_wcm_sd_rwt_46Cd9pE1TwcLz