沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

ガルパン見終わったナイト

  • ガールズ&パンツァー』TV版、Amazonプライムで見終わりました。いや〜…面白かった!紛れもない良作ですね…。うーむ。正直なめてました…。誤解していたというか…。ミリタリー&萌えの組み合わせにはどうしても警戒心が働いてしまうタチでして、本作に関しても見る前は正直「どうなの?」と思っており、実際、劇場版がなかったら多分一生見ていなかったとは思うんですけど…。いやはや。
  • やっぱり何事も見てみないとわかんないですね。その辺のバランスもかなり考えられていると感じました。まぁなぜか1話だけは「どうなの?」という感じが強かったんですけど…なんでだろ(放映時も1話で切っちゃった人けっこういる気がするんだよな)。
  • それでも「部活」とか「武道」のノリで押し切るバカバカしさで中和して、2話以降はどの話も楽しめました。意外と連想したのが『ワールドトリガー』でしょうか。コンセプトとしてはけっこう近いんじゃないかな…?擬似的な戦争行為を通して、知的な集団戦を描いてるっていう意味では。
  • ワートリでさえ「あんな年端もいかない子達に戦争させるなんて!」みたいな批判があってもおかしくない気がするのに、ガルパンは武器が実在の戦車で、乗るのも一般的(?)な女子高生だから、さらにバランスが難しいと思うんだけど、この辺りのさじ加減もとても上手い。(でもカーボン先輩はいくらなんでも優秀すぎるだろ。)
  • キャラクターもあれだけの数がいて、決してそれぞれの描写に大した時間は割けなかっただろうに、みんな魅力的でしたね…。特に生徒会長が好きです。あの飄々とした独特の声と喋り方と性格…。でもアンコウ踊りにつきあってくれたりとか、ちゃんと良い子なんですよね。ああいう性格だからこそ、ラストの「ありがとう」が胸に響くわけだし…。なんか他であんまり見たことがないというか、すごく秀逸なキャラだと思いました。いいよな〜。
  • ラストバトルも実に熱かったですね。超大型戦車の「マウス」を知恵とチームワークで倒したり、最初から一貫して役立たずだったうさぎさんチームが奮闘したりとか、ベタですが泣けました…。
  • あ〜、こうなると映画もう一回みたいな、これは…。とりあえず今からOVAの「アンツィオ戦」を見よう…。映画の感想もそのうち。それでは。