がっつり肉食系「エチオピアオオカミ」が、まさかのスイーツ大好き甘党オオカミだった!?という「いきものニュース図解」です。大型肉食動物と植物の、知られざる"蜜月"もこれから明らかになるかも。蜜だけに
ちなみにエチオピアオオカミ、過去の図解にも登場したことがありますが、覚えてますか。私のお気に入りのクセ強ネズミ「エチオピアオオタケネズミ」の恐ろしい天敵としてですが…
高山で暮らす「エチオピアオオタケネズミ」というげっ歯類がインパクトでかいので図解しました。ネズミといいつつほぼモグラな生活をしてるのですが、食事のため地上に出てくる無防備っぷりで、天敵のエチオピアオオカミに食べられ放題…と思いきや、意外な「仲間」と共にピンチを切り抜けるようです。 pic.twitter.com/lhzCBFXQQP
— ぬまがさワタリ@科博「鳥」展 11/2〜 (@numagasa) 2022年2月17日
以下、参考記事など。
NYタイムズ↓(ギフトにしとく)
記事によると、甘いものを食べるイヌ科の動物はエチオピアオオカミだけではないそう。ハイイロオオカミがブルーベリーを食べたりもするが、味のためというよりは、飢餓を防ぐためだろうと専門家。それに比べるとエチオピアオオカミはかなり純粋に「甘いもの」好きの要素が強いっぽい…。
あと、図解にも書いたように、たしかに花粉媒介者としての役割をエチオピアオオカミが果たしている可能性もあるのだが、甘いものに興奮しすぎて花を普通にむしゃむしゃ食べてしまうこともあり、花にとっては迷惑になることも。専門の(?)ポリネーターたちに比べると、器用さには欠けるといえそうだ…。
日本語記事もあった↓
エチオピアオオカミについて、別件のナショジオ記事。ただでさえ絶滅の危機にあるのに狂犬病まで流行しており、ワクチン接種で救うための作戦が進行中。なんとか経口ワクチンを食べさせるため、ヤギの肉に投与したりとあの手この手を尽くす。 甘党なのを活かして、花に投与(?)するのもアリだったりして…