- 昨日コーヒーの記事を書いたら、スマホ版の広告がコーヒー豆になってる。偶然?それともビッグデータの恐怖?
- 原田眞人監督・大泉洋出演の映画『駆込み女と駆出し男』を観た。渋谷シネパレス、1500円。重厚ながらもテンポの良い、気合いの入った時代劇。とても良い映画でした!『百日紅』といい、江戸を舞台にした映画が豊作ですなあ。
- 余談だが今回、前もって窓口で買っておいたチケットをなんと紛失してしまった。でもその旨を告げたら(少し待たされたけど)無事に入れてもらえた。ありがとう、シネパレス…。ていうかなくすなよ、私…。
- さて『駆込み女〜』だが、原作は井上ひさしの小説。舞台になる東慶寺というのは、夫との離縁を望む女たちを迎え入れる「駆け込み寺」としての役割をもつ。
- 本作がユニークなのは、ロケも美術も衣装も凝りまくったガチの時代劇であるにもかかわらず、たいへん現代的な問題を扱っている点。
- 要はこのお寺、江戸時代版「DV」に苦しんでいた女性たちの最後の逃げ場なのである。主人公は、夫からひどい扱いを受けて絶望した鉄職人の女「じょご」(戸田恵梨香)。道中たまたま会った謎めいたワケあり女・お吟(満島ひかり)と一緒に東慶寺に駆け込む。2人は次第に親しくなっていき…というお話。百合ですね。「じょ吟」というタグがpixivに増えることでしょう。
- 妄言はともかく、お寺で2人を助ける見習い医者(&戯作者)の信次郎を演じる大泉洋、やはりうまい。TVでも活躍しているようだが、私の中ではスッカリ本業の映画俳優のイメージ。
- それにしても本当に外さないなあ、この人は。「アフタースクール」のいい人&曲者ぶりも良かったし、「清洲会議」も大泉さんは素晴らしかった(「は」…?)。今回も軽妙洒脱な狂言回しっぷりで、上映時間142分と長い作品を飽きさせない。
- あ、そろそろ電車がつく&日付が変わるので尻つぼみながら一旦このへんで。夜に映画をみるのは楽しいが、問題点として夜が遅くなっちゃうんだよな…。(真顔)