- 最近どうにもシビアな日々が続いているため、映画の感想を書いたりする時間がなかなかとれないんですが、そのうち気が向いたら書きますね…。たまっているのは『コップ・カー』『モヒカン故郷に帰る』『スポットライト』の3本です(サザエさんみたいに言うなよ)。どれも一癖ある作品ばかりですが、ハマる人にはズボッとハマる映画だと思うので、気になったらぜひ。
- ところで、いがらしみきおの漫画『ぼのぼの』のkindle版が、一時期なぜか「全巻10円」という気の狂ったようなセールをやっていまして…。実はちゃんと原作を読んだことがなかったので、これはいい機会だと思って30巻ぶんくらいを丸々購入しました。一冊10円なので、30冊買っても300円です。…投げ売りにもほどがあるだろ!! なんかまたアニメ化したみたいなので、その告知も兼ねてるんでしょうが、それにしたってすごいですね。300円て。
- で、色々シビアな日々の合間に、電車やお風呂や寝る前に『ぼのぼの』を読むという習慣が生まれたわけですが、やっぱり面白いですねこの漫画は…。今更ですがいがらしみきお、紛うことなき天才だと思いました。「ナンセンス」と称されることが多い漫画ですけど、どちらかというともっとタフな理性を感じるというか、「物語」に対して全力で膝カックンをくらわせるような作品な気もします。リズミカルな破調っぷり(矛盾してますが)がとても心地いいんですよね。
- 時系列バラバラで適当に読んでるんですが、特に好きなのは、シャチの長老の屍体を海に流しに行く話とか、スナドリネコさんとぼのぼのが一緒に雨に打たれたりする話ですかね…。あとは、ぼのぼのとお父さんが家をつくる話とか。「しまっちゃうおじさん」はまだ一回も登場していないんですが、けっこうレアなキャラなんだろうか…(まぁ妄想ですからね、ぼのぼのの…)。「しまっちゃうおじさん」、名前の普及っぷりといい、きっちりと読者にトラウマを残すことに成功しているのがすごいですね。あんな絵柄なのに…。
- そんな感じで読み進めていこうと思います。kindle fireがいきなり大活躍しているな…。