沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

『ウォーキング・デッド』みてる。

  • 今日は翻訳をしたり『ウォーキング・デッド』をみたりカレーを作ったりしていたのでブログを書く時間はない(書くけど)。こんな日は別に休んだっていいだろと私だって思うが、一応「毎日なんか書く」という縛りを設けているので、一応なんか書く。別にどうでもいい縛りなんだけど、この縛りがないと、なんだかんだで書かなくなっちゃう気がするんですよね。
  • カレーの話でもするか。ふつうの玉ねぎがなかったので、たまたま家にあった「紫玉ねぎ」というのを使った。やや高級な玉ねぎであり、辛みが少なく生でも食べられるので、カレーに使うのはもったいないとネットに書いてあった。だがこれしかないのだし、そんなことを言われても困る。なので丸々2個も使ってやった。美味しかった。でもちょっと甘くなりすぎた。2個は多かったかもしれない。おわり。
  • 続いて『ウォーキング・デッド』の話でもしよう。漫画原作の、有名なゾンビの海外ドラマ。9月からシーズン5がhuluで配信されたので、今せっせと見ている。まだ5話くらいだけど、やはりとても面白いな〜。意外にもけっこうゆったりしてるテンポとか、たまらんものがあるぜ。シーズン4の最後の時点では、あの人たちが完全な悪役なのか微妙にはっきりわかんなくて、だからシーズン全体の「引き」としてはイマイチだったと思うんだけど、それもシーズン5の1話で見事に払拭された。前シーズンでは善悪のグレーゾーンにいた人々が、完璧にトチ狂った外道であることが開始数分でフルスロットルに証明される!!「お、おう」って感じだが最高に面白かった。ゾンビより人間の方が一貫してずっと厄介なんだよな、このシリーズは…。でもだからこそ、第1話の最初と終わりがめちゃくちゃズシンと響く…。唸るしかない。
  • いちばん好きなキャラは、刀を振るってゾンビをぶった切る黒人女性のミショーン。ジョジョ6部にスタンド使いとして出られそうというか、ひとりだけ群を抜いて「漫画っぽい」造形で、だいぶフィクショナルな格好良さにふれているのだが、そのギリギリのケレン味がとてもいい。主人公の息子・カールとの友情もグッとくる。見た目も性格もカッコよく、あまりにキャラとして魅力的なので、「たぶんこの人は死なないんだろうな〜」と思えちゃうのが若干緊張感を削いでいると言えなくもないけど。
  • まあそれはダリルも同じか。ダリルかわいいよな〜。主人公を食うくらいの人気なのもうなずける。それにしても初期はもっとヒャッハーな奴だった気がするのだが、いつの間にか普通にイイやつになっていたような。人気ゆえだろうか。あ、ダリルの役って原作にはなくて、完全にドラマオリジナルなんですね。全くの無名だったダリル役の俳優ノーマン・リーダスを、オーディションの時に「こいつはヤベェ」と見出した人も、(訂正:ノーマン・リーダスは別に無名ではなく、すでに多くの映画で活躍していたとのご指摘をいただきました。お恥ずかしい…!2009年『処刑人Ⅱ』では主役!!)わざわざ彼のために役まで作った人も、めちゃくちゃいい仕事しましたね…。今となっては超人気シリーズだけど、シーズン1の時点ではまだみんなあんまりキャラも立ってなかったし、ダリルがいなかったら実はシリーズ自体けっこう危なかったのではないだろうか。
  • 今日はこの辺で。いずれ『ウォーキング・デッド』のイラストでも描こう。(あ、一回ミショーンを描きかけたけど難しくてやめたんだった。)ではまた。