沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

そのウサギ、モフモフにつき。「イリナキウサギ」図解

卯年なので世界のウサギを眺めていたら、やたらめったらかわいいウサギ「イリナキウサギ」にやられてしまったので勢いで図解しました(いきなりウサギじゃないよ)。すみかも個体数も崖っぷち!

 

↓のあけおめイラストを描くために世界のウサギをしらべていたら…

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偶然見かけたナキウサギの仲間「イリナキウサギ」がヤバイほどかわいかったので、つい図解にしてしまったというわけ。

イキナリウサギ、じゃなくてイリナキウサギ、確かにとんでもなくかわいいんだけど、なんか「こんな動物いる!?」となるような、若干不安になるタイプのかわいさなんだよね…。ウサギ+犬+ねずみ+くまとか、複数の動物の可愛さを雑に混ぜた感じがするっていうか…。少し心がザワザワするような、妙に絵心を刺激するかわいさである。(しかしやっぱデフォルメの入る絵だとこの感じが十分伝わらない感じもして、やっぱ写真って強いよなと。)

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イラストにしたような、もっふもふの「テディベア形態」は、たとえば冬毛的な、季節に応じた毛皮スタイルなのかな?とも思ったが、どうなのだろう。それか成長段階で変わるとか? 他の写真や動画を見るともうちょっと普通のナキウサギっぽい(つまりネズミっぽい)姿も出てくるので。まだちゃんと調べられてないが、深堀りしてみようかな。

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さらに調べたら、地球温暖化とか人間の牧畜とかのせいでより高い標高に追い詰められている、などと世知辛いイリナキウサギ事情も出てきたので図解に書いておいた。ナキウサギの名を体現する鳴き声が、本種に限っては凄く小さいせいで、外敵に脆弱になってしまうというのもなかなかツライ…。ただこれはイリナキウサギがダメなのではなく、逆に言えばプレーリードッグとかのほとんど言語めいた鳴き声コミュニケーションがいかに高度な進化の結果か、と実感すべき話でもあるかもしれないが。

↑こういうのは誰にでもできるようなワザじゃないのだ…


うさぎイヤーにふさわしく、ウサギの世界も奥が深いなと思える年明けでした。気が早すぎるけど来年の辰年、どうしよっかな…。ドラゴンでも図解するか(?)

 

ウサギ年に備え、こういう本↓を読んでみたりもした。ガチなウサギ学。

『ウサギ学: 隠れることと逃げることの生物学』

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