- なんか今日は『ズートピア』の感想を日がな一日つぶやいていた気がする…。ブログの感想も書こうと思ったんですがどうにも進まないので、先にジョジョのアニメの感想を書いてしまおう。(先週は飛ばしちゃったけど)
- 今回は虹村形兆とのバトル。作画も演技もやはり非常にハイクオリティで、何度も繰り返し読んでる話なのに十二分に楽しむことができました。
- 康一くんのスタンドが初めて発言するシーン、やっぱり面白いですね。ちょっとチュートリアルっぽいというか、荒木先生もおそらく新規読者に向けて「スタンド」を改めて説明したいという気持ちがあったのでしょう。「スタンドってどうやって出せばいいの?」ってレベルからわかってないスタンド使いは康一くんが初めてだし、(私の思い出せる限りでは)今後もいない気がする。
- 途中からスタンド使いになった人っていうとトリッシュやエルメェスが思い浮かびますが、あの人たちはけっこう最初からガンガン能力を使いこなせてましたからね。たぶん康一くんが元になってる8部の広瀬康穂ちゃんのスタンドもわりとスパイスガールっぽい親切さでしたし。そういう意味で康一くんの初々しい困惑っぷりは唯一無二で、とてもフレッシュな場面だな〜と改めて思いました。
- あとはバッドカンパニーの恐ろしさというか、いやらしさは実に魅力的ですね。小さな殺人GIジョー人形が群れで襲ってくるという発想は、やはり天才的の一言です。「なんか小さくて弱そうなのがいるな」と舐めてたら実は「たくさんいたー!」という時のゾワッとする感じは、凄く日常の生理に基づいた「4部的」な怖さです(ヒッチコックの『鳥』っぽさがある)。「手や顔に小さな穴がたくさん空く」というダメージ表現も、地味ながら妙に生々しくて嫌ですね。
- また4部アニメ特有の屋内バトルの圧迫感も、アンジェロ戦に引き続ききちんと表現されていて良かったです。康一が横たわっている部屋にゆっくり進んで行くときの演出とか、アニメならではの工夫も多くて楽しい。ラストもバシッと決まっていて痛快でした。次はレッチリ登場&玉美戦かな。錠前との戦いはある意味で4部を最も象徴するバトルだとも思うので地味にすごく楽しみです…。ではまた。ジョジョリオンの感想とかも本当は書きたい。