映画『コップカー』と『モヒカン故郷に帰る』をハシゴしてきた。2人の少年がヤバい警官のパトカーを盗んだばっかりに追い回される『コップカー』は、ケヴィン・ベーコンの旨味が光る素晴らしい佳品。サスペンスとして超面白いし、いわゆるイニシエーション(通過儀礼)ものとしてもお見事。
一方『モヒカン』はなかなか楽しめたんですが、絶賛されているほどにはピンとこなかったかな…。沖田修一監督、好きなんですけどね。『滝を見にいく』とかすごく良かったし。まぁジワジワ効いてくるのかもしれません。そのうち感想書きます。
しかし金曜夜の新宿テアトルの雰囲気、なかなか賑わっていて良いな。『モヒカン』効果なのかわかんないけど、カウンターに長蛇の列ができていた。私は基本的に混雑は嫌いですが、週末になって嬉しそうにしてる人たちが、楽しみな映画を待ちながら狭い空間にひしめき合ってる空気は、なるほど悪くないなと思いました。そういう雰囲気で見るには『モヒカン』最高かもしれない…。詳しくはまた。おしまい。