- 先日、今年前半に観た映画のベスト10を発表したので、まったくの蛇足ながらついでにワースト3も書いておきます。若干のフォローの気持ちをこめて。こもるかな。
- ワースト3位、『セッション』。まあ確かに面白い作品ですよ。超こわくてイイ場面もあるし、ラストも熱い。これを「今年ベスト」とか「大傑作」とか言う人が多いのもわかる。でもやっぱり、いくらなんでもちょっと絶賛されすぎだろ〜。そこのギャップがワーストの理由ですかね。とくにプロの批評家の人たちにはもうちょい冷静に論じてほしかったな。「映画史に残る」みたいな作品では、ないと思いますよ、やっぱり…。面白いけど。
- ワースト2位、『シンデレラ』。やっぱディズニーって何かイヤだな、と思って退社したドリームワークスの人々の気持ちが、ちょっとわかってしまう作品でした…。(各方面で酷評されてる『トゥモローランド』は、私はけっこう楽しめたんですけどね。あのバカっぽさがどうにもキライになれないのです。)まあたぶん『トゥモローランド』イヤだな、という気持ちと、『シンデレラ』イヤだな、という気持ち、根っこは同じなんだと思いますよ。才能か、美か。ただ、『シンデレラ』の方がわかりづらくて根深いぶん、私はタチが悪いと思う。よくできた綺麗な映画なんですけどね。それがまたね…。
- ワースト1位、『愛を積むひと』。理由は最近書きまくったので省略します…。でもまあ、散々ひどいこと言ってしまいましたが、本作よりずっとつまらなくて不快で不誠実な映画なんて、それこそいっっくらでもあると思うんですよ。うん。少なくとも、体裁は「ちゃんとしてた」と思います。ていねいだったとは思う。でもやっぱり…面白くはなかったです。すごく…つまらなかったです…。迷わずワースト1位に選んでしまうほどに…。でも、「こんな映画なきゃいいのに」とは思ってません。色々な映画があって、いいです。ほんと。
- こんなとこでしょうか。フォローになってない上に適当すぎますが、今日はくたびれたのと、もう電車がつくのでこの辺で。ではでは。